スレートコンピューター [パソコン・インターネット]
果たして巻き返しは可能なのか。競争があるというのは良いことだと思う。携帯端末の場合、瞬時に起動すると言うことが当たり前になっているが、Windows7でどうなのか?
次期Windowsでは、さらなる起動時間の短縮などが盛り込まれるらしい。しかし、Windows7では、以前のWindowsと比べれば速くはなったものの、瞬時というわけにはいかない。OSもハードも一手に作っているAppleの場合、いろいろな面でのチューニングが可能で、それによって起動の高速化、画面の美しさなどが実現されている。
それに対してWindowsは、様々なハード、周辺機器に対応していく必要があり、かなり不利になる。ハードメーカーはコンパクトで高性能を目指せば、カスタマイズが必要になってくる。価格を下げようと思うと、汎用部品を使うか、販売数を増やしてコストダウンをはかると言うことになる。Appleは、シェアとしてはWindowsに遠く及ばないが、1機種あたりの生産台数は、かなりの数になる。それによって開発費が削減できるので低価格で提供できると言うことになる。
さらに、iTunes Store というソフトで儲ける仕組みを確立していることも強みだ。こういった状況で果たして巻き返しはできるのだろうか。
Microsoftの強みはOfficeが搭載できると言うことだが、iPadを購入した人には、そもそもOfficeが必要ないという側面がある。何でもできると言うことよりも、シンプルで簡単に操作ができるということに価値を見いだす人の方が現実には多いのだ。
タグ:iPad スレートコンピューター
2010-07-13 12:20
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0