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keynoteにみるAppleの変化 [パソコン・インターネット]

今回のイベントでは当然のことながら Tim Cook が主役だったわけだが、やはり堅実というイメージだった。

ジョブズのように、競争相手をこき下ろすような毒もないし、いたずら小僧のような感じもなかった。

それよりも気になったのは、常連だったScott Forstall と Jonathan Ive が登場しなかったことだろう。Jonathan IveについてはiPadに大きなデザイン変更がなかったと言うことでうなずけるが、Scott ForstallについてはiOS担当であるにもかかわらず登場しなかった事が意外だった。iOSがマイナーバージョンアップだと言うこともあろうが、ジョブズがいなくなったことで経営陣の力関係が変わってきているとも考えられる。代わりにEddy Cueが登場し、販売とアプリに力が注がれる方向に向かっているように感じた。

RetinaディスプレイをiPad2で採用しなかったのは、正解だったろう。グラッフィックの処理が追いつかなかっただろうから。

色々なアプリが紹介されたが、いずれもすごい。普通の人には、パソコンは不要だろうと思わせるレベルだ。

それにしても、毎年、少しずつ無理することなく、かつ、買いたいと思わせるレベルの改良を加えていくApple の戦略には感心する。Windows PCのように年に何度も新型が出て、しかも余り変わり映えしない状況とは大きく異なる。そして、値下げをする事もなく造った分を売り切ってしまうサプライチェーンの素晴らしさはAppleの最大の強みだろう。

 


タグ:Apple iPad
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