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AppleとMicrosoftの最大の違いは「ワクワク」感 [パソコン・インターネット]

米アップル:売上高でも業界首位 株式総額に続きMS抜く

Appleは次々と新製品を出荷し成功を収めている。

ハードとソフト両方をコントロールしていることが最大の強みになっている。かつては、この強みが低価格化の足かせとなってシェアを奪われた形だったが。

コンピューターの使い方は、インターネットが広まり技術も進歩して非常に多様になっている。Appleはその多様性に対応するために特徴のある魅力的な製品をどんどん市場に投入している。Appleの製品は個人ユーザーの遊び心をくすぐる。モノを出すだけでなく使い方もアピールして、製品の魅力を訴える。このやり方がうまくいって現在の成功に結びついている。製品のラインアップも非常にうまく、重なるようで重ならない絶妙のバランスになっている。

一方、Microsoftはどうかというと、売上が企業向けに主体シフトしている事もあって、製品から遊び心が無くなり「ワクワク」感を感じることがない。かつて、パソコンが登場した頃、パソコンに触って限りない可能性を見いだした時の「ワクワク」感が、現在のパソコン文化へとつながっている。Windows7は、たしかにVistaと比べればいいOSに仕上がっているが、「ワクワク」感を感じさせてくれるものではない。Office2010はなおのこと、仕事に使うには多少便利になった程度のことである。

超モバイルPCを目指したOrigami Project も頓挫した。考えてみればiPadを同じようなコンセプトだったはずだが失敗した。価格が高すぎたことと、「買ったらどう便利になる?」という提案がされていなかったからだ。WindowsPhone7も登場するが、完全に出遅れでiPhoneやAndroidを脅かすモノになるとは思えない。

Windows8が出荷されるのも2年後ということらしいが、クラウドが進化してしまうと企業でも必要とされず、ホームユーザーにも見限られるということになりかねない。そうなると、Microsoftにとってはさらに厳しい状態になってくる。


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