犯罪行為が賞賛されるネット社会は・・・
asahi.com(朝日新聞社):共有ソフト「パーフェクトダーク」でアニメ流出容疑逮捕 - 社会
著作権法違反という明らかな犯罪行為が賞賛されるネット社会は普通じゃない。自分だけが良ければいいと言うことは間違っている。回り回って自分も不利益を被ることがわからないのだろう。
ソフトの開発元は、ウィニーの時のこともあるし、早々とサイトを閉鎖するようだ。
著作権法を犯すようなことに使用するなとは書いてあるが、匿名性を高める機能などを盛り込むなど、不正に利用されることを助長していることは明らかだ。
世の中、なんでもただでサービスを受けられることがいいことだと勘違いしている人が結構いる。
パソコンのサポートにしても同じ。ただ働きで、ボランティアをやれと言っているようなものだ。
そもそもプロバイダーが顧客獲得のために無料サポートサービスを大々的に始めたことが、端緒だったような気がする。末端ユーザーはそれにかかる費用がどこからか支払われていることに気づかない。回り回って自分が支払っている料金に含まれていると言うことなのだが。
さすがに、メーカーもプロバイダーも最低限のことを除いては、サポートは有料化という方針になっている。これが正しい道であると思うが、ユーザーは、 何でも無料という感覚から抜け切れてはいない。
未だに、無料でやってくれないかという、とんでもない依頼も実際に来るのである。プロバイダーやメーカーなら、それなりにサービスの提供や製品の販売で利益を得ているのだから多少のことは何とかなろうが、我々の方では、何も、得ていないのだ。
まあ、こういう訳のわからない人というのがごく少数であることが救いではある。ほとんどの人が、対価を支払うという意識がある。眼に見える物を売るわけではない仕事なので、対価について意識しづらいところもあるのだろう。
2010-01-28 01:45
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